2010 北アルプス登山 その③
8月14日(土) 北アルプス3日目 雨のち曇り
なんで・・・? というか、やっぱり・・・というか朝 目が覚めたら結構な雨。
一気にテンションDOWNで3日目が始まりました。
一瞬 「ほんとに涸沢いけるのか?」 と頭をよぎりましたが、
嫁の 「ここまで来たら、行くしかないだろ!」
と言う言葉に励まされ(?)、雨撤収開始でございました。
とにかく山のテン場は雨宿りをする場所がなくて、子供達を避難させる
場所も無く参りましたが、何とか1時間ほどで撤収と簡単な朝ごはんを
済ませて、AM7:30に横尾を出発。(雨はズーーーと降ってます)
(涸沢までの中継地 本谷橋)
横尾から本谷橋まではさほど登りもなく約1時間の行程ですが、昨晩からの
雨で登山道が川+小池のようになっていて子供達の靴は早々にズブ濡れ。
90分かかってなんとか本谷橋に到着できました。
(あちら側は下山者。登りは少なかったなぁ)
ここでは一時的に雨が止んだので簡単な軽食&休憩をとりました。
(この橋 かなり揺れます)
(このまま雨が降らなければ楽だったのに・・・)
さあ、涸沢まであと2時間の本格的な登りの始まりです。
が・・・・・・
やっぱり期待は打ち砕かれ、風雨が逆に強くなってくる始末。
みんな徐々に無口になって、最後の30分間次男と末娘は
山での初泣きが入りました。
※次男は途中の雪渓で顔からこけて鼻に名誉負傷。(メガネも・・・)
嫁さんも最後は疲労困憊で徐々に遅れだし、
「子供達を・・・」 と、なんだか死んじゃいそうな感じでした。
(涸沢のテン場 / 奥に見えるのは涸沢ヒュッテ)
で、AM11:30、ようやく涸沢に到着。横尾から4時間かかりました。
天候の影響でしょうか、テン場は思ったよりも少なめでした。
(今晩の宿泊先 涸沢小屋)
なんとか着いたものの、まだ雨は降ってるし、何より設営をする気力も
体力もなく、まさに転がり込むように 涸沢小屋に・・・
初の山小屋泊に変更です。
★山小屋は基本的に予約無しでも何とか泊めてくれるのです。
(『着いたどぉーーー!』 / 雨も止んで元気が出てきた息子たち)
(あっちに奥穂が見えるはず) (嫁は到着後、4時間眠り続けました)
(ほんとはここから奥穂高か北穂高に登るつもりだんですけどねぇ)
(嫁さん復活して記念写真)
17:00の夕食までゆっくり時間があったので、
私は生ビール(800円)&おでん(500円)の軽食をとって、写真撮影などで
時間をつぶし、子供達は借出し自由の漫画などを読んでおりました。
で、これが山小屋の夕食風景。
メインの豚肉のソテーにサーモンのマリネなんかも付いていて、ご飯と
お味噌汁はおかわり自由。思いのほかボリュームがあってお腹いっぱいに
なりました。+デザートの桃ゼリーも美味しかったです。
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ちなみに涸沢小屋は1泊2食付で大人9000円 小学生以下6000円でした。
我家は朝食抜きでそれぞれ8000円と5000円の合計31000円也。
※今回は運良く5人部屋の個室で快適にすごせたので◎
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食後は雨も上がったのでテラスに出てまたまた写真を撮りまくってましたが
霧が出てきて星空はおろか穂高の山々も全く見えず。(残念)
翌日の晴天を期待しつつ消灯時刻(21:00)には布団にもぐりこみました。
(夕闇迫る涸沢カールのテン場)
明日はどうなるのか・・・いったい??
(つづけ!)