2013年06月13日

被災地へ

被災地へ

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2011年3月11日の東日本大震災から2年2ヶ月あまりたった5月15日。
翌日から仙台で開催される勉強会参加に併せて企画された被災地
視察のツアーに参加してきました。
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(石巻 門脇小学校)
仙台からバスで甚大な被害を受けた石巻・女川を視察してきましたが
これまでTVの画面で見てきた印象とはまったく違う現場の空気を感じる
ことが出来ました。
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(石巻 門脇地区 / たった1軒ぽつんと取り残された住宅)
行政の対処の遅れなど色々な意見がありますが、一番感じたことは…。
普通の生活がたった1日、一瞬で…家を失い、家族を亡くしたという現実。
ほぼ全ての住宅が津波で流された石巻の門脇地区の広大な住宅地に
立ったとき、やっと今回の地震と。津波の被害が実感できました。
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(女川 横倒しになった鉄筋コンクリートのビル)
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(教職員と多くの子供たちが犠牲にあった大川小学校)
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(残された黒板が痛々しかった大川小学校の教室)
道中の車中で拝見させてもらったドキュメンタリービデオも遠く離れた地で
見るのとは全く違う印象で、2年以上たった今でも多くの被災者の方々が
大変な心の傷を抱え、多大なご苦労をされていることに改めて気づくことが
できました。
翌日からの勉強会での地震学者の先生の講演の中に
「最悪のことを想定して、
なお守らなくてはならないものは何か!?」

「大切な人のために、
先ずするべきことは自分の命を守ること!」
という二つの言葉がいまでも心に残っています。