2013年06月15日

東北の山旅

東北の山旅

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(磐梯山から新潟方面の眺め)
仙台出張の際 週末を利用して東北の山を登ってきました。
今回目指すのは安達太良山と磐梯山の2座。
まずは安達太良山の説明から…
安達太良山(あだたらやま)は福島県中部にある火山である。日本百名山およびうつくしま百名山に選定されている。全体として緩やかな山体であり、また、夏期でも奥岳から薬師岳に、スキー場のゴンドラリフトが運行されており、標高1,300m付近まで上がれるため、初心者でも比較的登りやすいとされる。
…という山で、1日で2座を登るこの日は一番短くて簡単な奥岳登山口から
ロープウェイを利用しました。
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(ロープウェイを降りて約20分で山頂が見えてきました)
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(途中の雪渓)
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(山頂まであと一息)
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ロープウェイを降りてから約40分で山頂着。前半は綺麗な木道が整備
されていてハイキング気分でした。
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山頂では360度の大パノラマ!! 天気もサイコーでした♪
安達太良山にはのんびり周回コースもありますが、この日はもう1座を
目指さなくてはなりませんので、とっととピストンで下山して会津方面へ
移動しました。
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(高速から磐梯山が見えてきたぁー)
例によってお山の紹介から
磐梯山(ばんだいさん)は、福島県耶麻郡猪苗代町磐梯町北塩原村の3町村にまたがるである。会津富士(あいづふじ)、会津磐梯山(あいづばんだいさん)とも呼ばれている。日本百名山の1つ。
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ということで・・・
安達太良山の登山口から約90分で、会津磐梯山の八方台登山口に到着。
身支度を整えて、さあ、出発! と入山するといきなりの雪道!?
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(おまけにクマ出没注意!!って)
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特に序盤は100%の雪道で慣れるまで結構大変でした。
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(中の湯付近)
途中夏道登山道が分からなくなったり、ズボズボ足が雪にはまったりして
やっとこさ弘法清水の山小屋に着いて一安心したら・・・
ドドーーンと最後に雪の急坂が出現!
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(▲心が折れそうになった雪の急坂 / 一歩ずつ登るしかない訳で…)
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そして登山口から2時間10分で磐梯山山頂に到着!
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(猪苗代湖もバッチリ見えました)
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この日は1日で安達太良山の4.6kmと磐梯山の7.0kmと併せて
距離にして計11.6km、時間では約5時間30分 の山歩きを満喫。
幸い天候にも恵まれて東北の名山を二つもGETして最高の1日でした。
これで日本百名山も16座制覇。まだまだ先は長いけど、
「山登りを趣味にしてホントに良かった」
と感じる今日この頃であります。
▼おまけ
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下山後立ち寄った会津若松城(鶴ケ城) 綺麗なお城でした。
大河ドラマの効果で凄い観光客でしたよ。
(おしまい)

2013年06月13日

被災地へ

被災地へ

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2011年3月11日の東日本大震災から2年2ヶ月あまりたった5月15日。
翌日から仙台で開催される勉強会参加に併せて企画された被災地
視察のツアーに参加してきました。
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(石巻 門脇小学校)
仙台からバスで甚大な被害を受けた石巻・女川を視察してきましたが
これまでTVの画面で見てきた印象とはまったく違う現場の空気を感じる
ことが出来ました。
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(石巻 門脇地区 / たった1軒ぽつんと取り残された住宅)
行政の対処の遅れなど色々な意見がありますが、一番感じたことは…。
普通の生活がたった1日、一瞬で…家を失い、家族を亡くしたという現実。
ほぼ全ての住宅が津波で流された石巻の門脇地区の広大な住宅地に
立ったとき、やっと今回の地震と。津波の被害が実感できました。
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(女川 横倒しになった鉄筋コンクリートのビル)
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(教職員と多くの子供たちが犠牲にあった大川小学校)
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(残された黒板が痛々しかった大川小学校の教室)
道中の車中で拝見させてもらったドキュメンタリービデオも遠く離れた地で
見るのとは全く違う印象で、2年以上たった今でも多くの被災者の方々が
大変な心の傷を抱え、多大なご苦労をされていることに改めて気づくことが
できました。
翌日からの勉強会での地震学者の先生の講演の中に
「最悪のことを想定して、
なお守らなくてはならないものは何か!?」

「大切な人のために、
先ずするべきことは自分の命を守ること!」
という二つの言葉がいまでも心に残っています。