2009年05月27日

外壁TK201+内装TK200

先日当社が工事をさせて頂いた福岡県古賀市のT様邸の紹介です。

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外壁全面にスーパーファインTK201を、内部にTK200をご利用頂きました。

 

★お問合せの多い、外壁・乾式下地(サイディング等)の施工法も併せてご覧下さい。

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①下地施工の確認・・・5mm程度の目透かしをとり、150㎜以下のピッチでビス止め

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②目地部の補強・・・下地ジョイント部にジョイントVを塗りこみ⇒100㎜幅のスーパーネットを貼り付け⇒その上に再度ジョイントVを塗り付けます。(スーパーネットをサンドイッチする要領です。★スーパーネットの上にジョイントVを塗る際に、若干水を加えて頂くと施工がし易くなります。)

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③下塗り・・・仕上のパターン付けを容易にする+ジョイント部の不陸調整の意味もあります。特に厚みを要するパターン付けの場合は必ず下塗りを行って下さい。(塗厚=1㎜程度でOKです)

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④仕上げ塗りで完成! この物件はお施主様のご希望でほぼフラット仕上です。注)テラコートシリーズはコテ押さえができない材料ですので、一般の漆喰壁の様な完全なフラット仕上げは出来ません。(若干のコテスジが残ります)

 

 

次に内部です。

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外壁同様、塗り付け前の最重要チェック点は、下地のビス止めです。ただしプラスターボード下地の場合はビス止めが一般的なので+150㎜ピッチになるように増し打ちをして下さい。

+目地部へのパテ処理+ファイバーテープで目地の補強を行います。

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内部の仕上げはコテむらを残したものでしたので、やはり下塗り+仕上の2回で仕上ました。

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(仕上がり面 / 左官職人の腕の見せ所です)

【最後に】 塗り壁仕上げのパターンを決める際には、極力お施主様立会いのもと、実際に施工される職人さんに塗り見本を作製してもらって下さい。(その際に必要な材料は無償にてご提供差上げております。)”ラフなコテむら仕上げ”でしたら問題は無いのですが、くし引きや扇型になると、その大きさや、厚みなど、お施主様のイメージ通りにいかないケースもあります。また、複数の職人さんが一斉に工事をする場合にも、職人さんそれぞれの個性が出る場合がありますので注意が必要です。

 

 

2009年05月27日

はじめに

はじめに

こんにちは。㈱中央建材センターの孫山孔太と申します。

この度は当社HPをご覧頂きありがとうございました。

 

さて、以前より多くのお客様から

「採用に際して、事前に実際の施工写真が見たい」

と多くのご要望を頂いており、この度ブログ形式で全国のお客様よりお預かりした画像を順次ご紹介していくことに致しました。

 

 

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(スーパーファイン/TK519 スウェーデン住宅)

【解説】スウェーデン・テラコ本社提供の画像です。これまで多くの当社出版物に掲載しておりますので、ご存知の方も多いかと存じます。塗りパターンは①下塗り⇒②コテでラフに模様を付け⇒③表面が乾く前に凸凹のトップを軽くコテで押さえる と非常に面倒な施工になります。

 

 

 

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(ハンディテックス/HT200 スウェーデン住宅)

【解説】こちらもテラコ本社提供の写真です。コレゾ塗り壁!というくらいコテのムラを大きく出したパターンになっています。ハンディテックスは内装専用ですのでスーパーファイン(内外兼用)ほどの弾性性能はありませんが、クラックが発生した既存の漆喰壁・珪藻土壁の補修&リフォームに最適な材料です。(勿論新築でもOK)

 

取り急ぎ初回は当社にて保管しておりました画像をUP致しておりますが、今後は色番・パターンなども充実させていく予定ですので、末永く見守って頂ければ幸いです。

 

今後ともテラコートシリーズを宜しくお願い致します。

 

  ㈱中央建材センター  建材事業部長 孫山孔太